子育て・・・文字通り、子どもを育てることですよね。
では「子どもを育てる」ってどういうことでしょうか・・?
我が子を愛して大切に、社会に役立つ人に育てる・・
多くの親たちがそうだと思います。
では「社会に役立つ人」って どんな人なんでしょうか?
ここでは様々な考え方や価値観があると思います。
・人様に迷惑をかけない人
・しっかり稼げる人=納税する人
・会社の組織の中で頭角をあらわす人
・会社の役に立つ人
・起業して成功する人
・必要とされる人
・個性や特技を活かせる人
・多くの人の生活や笑顔を支える仕事をする人
・人の助けができる人
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まだまだ沢山あると思います。
昭和の時代では良い大学・有名企業に入るのが良しとされ、そのような子が社会に役立つ人のように定義づけられる風潮があり、そのような立派な子を育てるのが良い親である、という時代が長かったように思います。
平成中期・後期から令和にかけてゆっくりと、社会に役立つ人になるための条件ではなく「その人らしさ・個性や特技」を尊重する流れがおきています。
好きで得意なこと・やりたい事は時間を忘れて取り組みます。
はたから見たら大変そうでも本人からすると「やりたい事」なので、努力も頑張りも楽しいんです。
楽しいからもっと頑張れる、自然に向上心が沸き上がり、問題がおきても改善策を考えたりしておのずと自己成長に繋がるようです。
大事なのは自分の意思で「主体的に」という事です。
「やらされてる」感があると続きません。
さらに自分の意思ではないので、失敗や何か問題が起きた時には人のせいにする可能性も出てきます。
そう考えるとこれからの「子どもを育てる」方向としては、好きなこと・やりたい事で才能を開花させて社会のお役に立つ人に育てる、ということになりそうです。
親と子の価値観の相違があったとしても、子どもの人生はその子の責任において謳歌するものだと思います。
自分の人生をイキイキと謳歌する人が増えると、自分を受け入れられるので他人も受け入れられ、お互いに得意分野で助け合う。
そんな素敵な世界になるといいなぁ、と思います。